外部協力者

企業の価値連鎖の中で、生産、販売、サービス等の機能は、多くの外部の協力者との関係の中で、実現されているのが現状です。一方、研究開発の分野においては、外部とのコラボレーションの機会は限定されてきました。その理由に、
NIH(Not Invented Here)症候群の存在
自社のコア・コンピタンスやコア技術が明確でないため、どの分野であれば外部と協力してよいかが分からない
自社でなんでもコントロールすることがリスクマネジメントであるという考え方
官僚的な組織で、外部の利用はトランザクション・コストが高くつく
秘密が漏れるのが怖い 
等があります。
しかし、近年オープンイノベーションという言葉が頻繁に使われるようになり、研究開発の分野においても、外部との協力は序々に増えつつあります。
その理由は、外部利用により;
開発スピードが速くなる
より大きな敵や脅威に対し、競合企業でありながら団結するメリットが増える(小異を捨て大同につく)
増大する開発コスト・リスクを分担できる
異質な知識のぶつかり合いで、イノベーションが起こる可能性が高い
自社内で行うより、低コストで進めることができる
等があります。
しかし、研究開発において当然何でもかんでも外部を利用すれは良いというものではなく、外部利用には、それなりのガイドラインが必要です。
以下に対象技術の性格による外部利用の峻別の例を示します。

 

対象技術の性格による外部利用の峻別の例 技術の重要度に基づく外部利用のガイドライン